酢がたっぷり入った料理は「すっぱい」ですね。「すっぱい」を漢字で書くと「酸っぱい」となります。
酢の主な成分は、酢酸・クエン酸などの酸です。そして「酸」という字が示すように、酢は酸性です。ですが、酢はアルカリ性食品といわれます。
酸性?アルカリ性?と混乱しそうになりますが、アルカリ性食品とアルカリ性はちょっと意味が違います。アルカリ性食品とは人間の体をアルカリ性にするはたらきを持つ食品のことを言います。
じゃあ、酢をたくさん摂ったらアルカリ性が強くなりすぎるんじゃないの?って思われるかもしれませんね。でも、大丈夫。
本来、人間の体の中は弱アルカリ性が健康な状態です。疲れたりすると体の中は疲労物質である乳酸ができ、体が酸性に傾いていきます。体の中が酸性に傾いてくると体の抵抗力が落ち、風邪をひきやすくなったりします。
アルカリ性食品が人間の体の中を弱アルカリ性にするのは、正常な状態(弱アルカリ性)に戻ろうとする機能をサポートするからなんです。つまり人間のもともと持っている回復力を取り戻す食品といえるかもしれません。
酢は老廃物を排出するために必要な物質や、栄養素を運ぶ役割をする物質であるアミノ酸をたくさん含んでいます。そして人の体を酸性に傾けている乳酸などを分解し、体の中を弱アルカリ性に自然に戻していきます。
今、いろいろな酢が健康飲料として売られています。どれが一番いいのか迷ってしまいますね。料理酢と飲料用の酢ははっきりとした区別はないのですが、飲料用は料理酢として売られている物のツンとした匂いが少ないものや果実から造った酢など飲みやすいものが多いようです。
普段の生活に上手に酢を取り入れて、体の中から健康を取り戻しましょう。


