昔は、各家庭でかつお節を削っていたそうです。食事の用意のたびにかつお節を削るなんて面倒だったでしょうね。子供の家事手伝いとしているところも多かったようです。 今ではパック入りの削り節が主流になっているので、子供がかつお節を削るなんてことは聞きませんが・・・。
かつお節はとても堅い物ですから、包丁で切るというわけにはいきません。かつお節削り器というかんなのような道具で薄く薄く削ります。
かつお節を削るのにはちょっとしたコツがいります。ほんのちょっと、髪の毛1本分くらいだけ刃を出すのがポイントで、うまくやらないと薄く削れずにかつお節が顆粒状になってしまったり、かつお節削り器の刃がこぼれてしまったりということもあるようです。
かつお節は削りたてが一番おいしいといわれます。パックに入った削り節も削りたてを密封しているのですが、やはり削りたての香りには及びません。
かつお節は削った瞬間から酸化が始まり、味も香りも劣化していきます。特にかつお節独特の香りはその中に揮発性のものがあるためにすぐに飛んでいってしまいます。料理屋などでは「鰹節は、客の顔を見てから削れ。」といわれるほどです。
今ではかつお節を家で削っている方はごくわずかだと思います。パックされた削り節を使っている方がほとんどでしょう。そういう場合できるだけ早く使い切るのが一番です。でも大きい袋に入っているものは、1回で使い切るのは難しいですよね。そんなときは、冷凍庫に保存すると持ちがいいですよ。
でもやっぱりおいしいのは「削りたてが一番」なんですよ。







