かつお節には雄と雌があるんです。
3.5Kg 以上あるかつおの場合、乾燥させるのに 大きすぎるため3枚におろしたあとに 背側と腹側に2つに分けます。
その背側の身でつくったかつお節を「雄節(おぶし)」、腹側の身でつくったかつお節を「雌節(めぶし)」と呼ぶのです。
また3.5kg 未満のかつおの場合、3枚におろしたあとそのままの大きさでかつお節をつくります。背側、腹側が1つになっている状態のかつお節を「亀節(かめふし)」と呼びます。
2つに分けずにつくった亀節の場合、少し丸みを帯びた形に出来上がります。その形が亀の甲羅のように見えるというのが由来のようです。
「鶴は千年、亀は万年」というように亀は長寿でめでたいものの象徴でもありますよね。
雄節と雌節はもともと1つのものだったんですから、合わせるとぴったりはまります。
そこで雄節と雌節を夫婦に見立て、2つで1つとなるところから夫婦円満の願いをかけるものとして使われてきました。そして雄節と雌節を合わせ、亀節のように亀の甲羅をつくり長寿の願いとします。
それは長い人生を二人仲良く歩んでいきますという願いをこめたものだったんです。
ですから結婚式の引き出物にはかつお節が入っているんですよ。







